『チトクロームP450』を参照。

【概要】ゼラチン粒子凝集法。フジレビオ社が開発。HIV抗体スクリーニング検査法。商品名は「ジェネディアHIV1/2ミックス」。感度が高い。用手法で1検体でも実施できるので、迅速検査のバックアップに使える。但し、現在は使用されていない。

『ニューモシスチス肺炎』の略称。「PJP」が正しいのではないかという意見もあるが、歴史的に長くPCPであり混乱を避けるために「PCP」のまま通用している。

【概要】ノーベル賞をとった核酸増幅法(NAT)。DNAを抽出し、DNA分解酵素で断片化したあと、高温にすると割り箸が割れるように2本鎖のDNAが1本鎖に別れる。目的遺伝子に特有のプローブ(短い遺伝子)と塩基を加え、DNAポリメラーゼを反応させる。そうすると相補性のDNA鎖が合成され割り箸がくっついたような2本鎖の短いDNA(アンプリコン)ができる。温度を上げたり下げたりすると反応が進む。数十回繰り返すと、元の遺伝子断片が数十万倍に増える。これを電気泳動や色素で判別する。

『曝露後予防』を参照。

『プロテアーゼ阻害薬』を参照。

アントラサイクリン系抗がん剤『リポソーマルドキソルビシン＿』。商品名はドキシル注。詳細は、『リポソーマルドキソルビシン』を参照。

『進行性多巣性白質脳症』を参照。

腸管アメーバ治療薬。抗原虫薬『パロモマイシン』。商品名はアメパロモ®カプセル。詳細は、『パロモマイシン』を参照。

『曝露前予防』を参照。

タキサン系抗がん剤『パクリタキセル』。商品名はタキソール®注射液。詳細は、『パクリタキセル』を参照。

【概要】エイズとともにある人。自称でも他称としても使う。 エイズ“患者”(patient with AIDS)というよりも、エイズを抱えて生きている人という、よりポジティブな意味合いを持たせている。当初エイズの犠牲者というような言い方がされ、それに患者自身が「私たちは犠牲者ではない。エイズと共に生きているのだ」という叫びから始まったという。さらに広げて People with AIDS/HIV(PWAH)、People living with HIV (PLWH)という呼称もある。

『脈波速度』を参照。

抗結核薬『ピラジナミド』。商品名はピラマイド®原末。詳細は、『ピラジナミド』を参照。

【概要】薬剤耐性についての細胞側のメカニズムのひとつ。細 胞の表面には物質を取り込むポンプと、外に放り出すポンプがある。P糖蛋白は細胞にとって毒になる物質を排出ポンプ。がん細胞が治療中に抗がん剤が効きにくくなる薬剤耐性化は、がん細胞がP糖蛋白を過剰に持つようになっていることがわかった。抗HIV薬を使うときにリトナビルやコビシスタットを併用すると、これらはP糖蛋白の働きを抑えて、特定の薬物の細胞内濃度が高くなる。薬の量を減らすことになる。