中四国エイズセンター
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今年のエイズ学会はオンラインじゃけぇ

2020/12/21

みなさまこんにちは。
ソーシャルワーカーの大成です。
このブログでははじめましてで、慣れない作業にどぎまぎしています。
さてさて。今年の日本エイズ学会学術集会・総会はオンラインで開催されました。
既に参加してシンポジウムなど聞かれている方も多いかもしれませんね。
私も、11/27~29はライブ配信を聴き、その後は合間を縫ってオンデマンドでの各発表を聴いています。
 
印象的だったことをいくつか紹介します。
コロナ禍ということもあって、COVID-19対策のテーマが取り上げられていて、岩室先生の【正解依存症】という言葉がとても刺さりました。[私は普段、人に対して自分の正解を押し付けていないだろうか]と目から鱗です。世間一般には正解とされることを突き付けられて、辛い気持ちになる人たちがいるかもしれないこと、その人にとっての正解は私の正解ではないかもれないこと、とても考えさせられます。
それから、ヘルスリテラシーについてです。健康情報を入手し、評価して活用するための知識や意欲・活動をヘルスリテラシーといいますが、コミュニティの力、ピアの可能性に着目したシンポジウム内容にとても共感し勉強になりました。
オンラインとなったおかげで、より多くのテーマを聴き、学ぶことができたと思う一方で、人びとの熱意を生で感じることや顔を合わせて笑い合うことが出来ないことの寂しさを思いました。
この度は私も拙いながらも発表をさせて頂く機会を持ち、とても貴重な学会でした。
今年は様々な生活様式の変容で、研修を受ける機会や学びのタイミングが限られていましたが、そんな思いを一掃してくれたエイズ学会です。
ありがとうございました。

写真は広島大学病院内に掲げられている白鵬関の優勝額です。
何を隠そう私はお相撲が大好きです。本院とモンゴル国立がんセンターとが交流のある縁で白鵬関から寄贈されたそうです。あまりの大きさにびっくりですね。写真では伝わりにくいですが、私の目はハート、口元はデレデレになっています。お見せ出来ずに残念。

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