今年も医師研修会開催!!
久しぶりのブログの更新です!!
2年近くは止まっていたでしょうか…(汗)
広島大学病院のHIV診療医療チームの新しくメンバーに加わり、
余力が出てきた分、ブログも随時更新していく予定です!!
今回の内容は、2013年7月14日(日)に
「第7回中国四国地方エイズ診療医師のための研修会」
を広島大学病院で開催したことのご報告です。
まずは今年の研修会ですが、今回で7回目!!
もう少しで2ケタ!!…って少し気が早い感じがしますが、
とにもかくにもHIV診療に興味があると言ってくださる皆様方に支え
られ、毎年開催し続けることができてます。ありがとうございます。
しかし7月14日って…、3連休のど真ん中!?
普通ならゆっくり羽伸ばしたいところですが、
5県より11名もの先生方に参加していただきました!!
当日のスケジュールは11:00から受け付け開始で、終了が17:30。
途中1時間ほどの昼食タイムがありますが、
それを差し引いても講演・講義・ワークショップ・ロールプレイetcで
合計5時間以上の例年通りみっちり研修会でした。
参加者は“うたた寝”をしている間もありませんでした。
みなさま大変お疲れ様でした!!
今回の講演をしていただいた方は、
『北海道大学病院 血液内科 遠藤 知之先生』
講演内容は、
『HIV感染症の基礎知識、最新の治療』
ん?北海道から?間違い?
いえいえ、本当です。
この研修会のためだけに遠路はるばるいらして下さったのです。
講演内容も題名は難しくてとっつきにくい感じですが、
北海道の(がっかり?!) 3大観光名所などのお話からみんなの心を
がっちり掴み、HIVの基礎知識から実際の診療までわかりやすく丁寧
に講演していただきました。こちらがその風景。
この写真だと先生のお顔やお人柄などが全く伝えられないのが残念。
(どちらの方かって?!白シャツの立っていらっしゃる方ですよ(笑))
言葉で伝えるならば、THE 優しい。
お顔にもそれが滲み出ていらっしゃいました。
遠藤先生、広島までご講演にいらしてくださり、
本当にありがとうございました!!
講演以外の風景はこちら。
こちらは2グループに分かれてのワークショップの風景です。
それぞれの症例に対して問診したい内容は?検査は?治療は?といっ
た感じで順を追って話し合い、実際のHIV診療の進め方を体験できる
チュートリアル式授業でした。それぞれ活発に意見を交し合うため、
眠くならないのでこの形式は○ですね。
こちらはHIV告知の仕方を学んだ後のロールプレイの様子です。
(トークショーで盛り上がってるわけではありません(笑))
(ちなみに右が本ブログ作成者のヤマサキです。いつ見ても歯が出…)
これがなかなか難しい…。
HIVと告知した時の相手の反応を踏まえての共感や言葉かけ、
家族がいる場合はその方々にどう告知するか、
患者が家族に伝えて欲しくないとの意思がある場合はどのように
したらよいかなど、ここで書き始めたらキリがないほど注意しなけ
ればならないこと盛りだくさん。
いきなり実際の現場で説明という状況でなくてよかった…。
研修会で疑似ではあるけれど、告知の体験ができてよかったです。
これにて閉会。
長丁場ではありましたが、非常に有意義な研修会でした。
自分だけがそう思ってるだけだろうと思われるかもしれませんが、
参加してくださった先生方お一人ずつから感想をいただき、どの先生
方からも同じようなお言葉がいただけたので、やっぱり良い研修
だったのでしょう。うんうん。
人前で感想述べたら「表面的にいいことを言うに決まってるじゃない
か?!」と思われているブログを見て下さっているそこの方!!
匿名で行った研修会参加後のアンケートが実はあるんですよ。
第1~6回の本研修会のアンケート結果をDr齊藤がまとめてくださって
いるので、そのデータを拝借して、別枠で公表します!!乞うご期待!!
なんとなくエイズって…と取っ付きにくいようなイメージをもたれて
いらっしゃる方は多いのではと思いますが、そのイメージを払拭でき
るように、まずはこのブログを通して親近感を持っていただければと
いう想いでブログ更新に励んでいきますので、
今後ともどうぞよろしくお願いします☆
(ヤマサキ)