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ソーシャルワーカー・ネットワーク会議が開催されたんよ!

 10月1日(土)、2日(日)に、「第7回HIV/AIDSソーシャルワーカー・ネットワーク会議」が三原国際ホテルと県立広島大学三原キャンパスの両会場で開催されました。今年は7県より13名の方が参加されました。
 日程
●第1日●
平成23年10月1日(土)
13:00 – 開会挨拶/説明/参加者・スタッフ自己紹介等
13:30 – 会議
    講義 「HIV の基礎知識」
    (広島大学病院エイズ医療対策室 看護師 鍵浦文子)
14:45 – 休憩
14:55 – 話題提供 「事例報告」
      (事例提供 愛媛大学医学部附属病院 MSW 小野恵子)
15:50 – 休憩
16:00 – 総合討論
17:30 - 終了
●第2日●
平成23年10月2日(日)
9:00  - 講義 「HIV/AIDS患者への支援論入門」
          (県立広島大学保健福祉学部 准教授 大下由美)
12:00 - 休憩
13:00 - 演習 「HIV/AIDS患者へのロールプレイによる援助技術の体験的学習」
          (県立広島大学保健福祉学部 准教授 大下由美)
    グループディスカッション/参加者ロールプレイ
14:45 - 参加者感想・アンケート記入
15:00 - 閉会
  1日目は、まずHIV/AIDSに関する基本的な知識を鍵浦看護師よりお話していただきました。講義はHIV/AIDS患者さんの経験のない参加者の方にも大変わかりやすいと好評でした。次に、愛媛大学医学部附属病院の小野先生に事例提供していただき、県立広島大学の大下先生とともに検討していきました。その中では、クライエントの生活問題は対人関係の中で生成されているという見方を学習し、問題の見方、解決を作り出す支援について学びました。
  1日目は理論的な学習が主でしたが、2日目はそれを実践するための技術を学びました。2日目の演習講義では、参加者の方にクライエント役・ソーシャルワーカー役になっていただき、前日検討した事例を用いて面接場面のロールプレイをしてもらいました。ソーシャルワーカーは「~したほうが良い」という立場に立たない!ということがよく表れている面接で、とても感動しました。
 「ロールプレイの時間がもっと多めにほしい」という意見、「支援論を事例を通して説明していただいたので大変わかりやすかった」といった感想をいただきました。
  私も他院のソーシャルワーカーの方に、業務内容やその他いろいろ教えていただきました。エイズ医療対策室でソーシャルワーカーとして働いていますが、まだまだとても未熟なので…。今回の研修会は得るものが多く有意義なものになりました。
(石原)

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