私たち3病院ではHIV感染症の身体的ケア、心理・社会的なケアを提供します。よりスムーズでより的確な包括的ケアを提供するために、3病院と広島県臨床心理士会のエイズ担当スタッフ(医師、看護職、薬剤師、心理カウンセラー、MSW、行政担当者等)が2ヶ月に1度、3病院定例会議を行っています。また、この会議の後半は、エイズ担当スタッフ以外の医療従事者にも参加頂けるよう、オープンカンファレンスとしています。
この中では、
(1)HIV感染症に関する文献紹介、最新のレクチャー、
(2)他の会合やカンファレンス、関連行事の報告、
(3)事例紹介および症例検討、
(4)今後のスケジュール紹介、
(5)ブロックで主催する行事の立案・計画等の検討
を行っています。
拠点3病院以外からでも患者さんや主治医のご要望があれば、喜んで診ます。是非紹介して下さい。診察の結果とSecond Doctor's opinionとしての私たちの意見を、患者さんご自身、そして主治医にお返しします。あらかじめ担当医にお問い合わせ頂ければ幸いです。 これまで、郵便、電話、E-mailなどによる医療機関からの治療相談が、各地から寄せられています。
患者さんが入院していて広島に来ることができない場合、患者さんと主治医の要請によって3病院の専門医師の誰かを派遣することができます。派遣にあたっては私たちが持っている事業予算の中でやりますので、費用をご負担頂く必要はありません。
自治体、病院、医師会、看護協会などの職能団体、エイズNGOなどでHIV感染症に関する講演会を開催される時にはこちらから講師を派遣することができます。ご希望の場合はご連絡ください。
中四国エイズセンターでは、中四国のエイズ拠点病院に勤務する医師、薬剤師、看護師、心理カウンセラー、ソーシャルワーカーを対象としHIV/AIDSに関する教育、研修会を毎年開催しています。主な研修会は以下の通りです。
『医師のためのエイズ診療従事者研修』
『抗HIV薬服薬指導のための研修会』(年2回)
『看護師のためのエイズ診療従事者研修・初級』(年2回)
『看護師のためのエイズ診療従事者研修・アドバンストコース』
『HIV/AIDS専門カウンセラー研修会』(年2回)
『包括的HIVカウンセリング研修会』
『HIV/AIDSソーシャルワーカー・ネットワーク会議』
中四国エイズセンターでは、1997年よりホームページを立ち上げ情報提供を行ってきました。
この他、1997年から情報誌『中四国エイズセンターニュースレター』を通算4号発行し、1999年には全国版ニュースレター『AIDS UPDATE JAPAN』を通算6号発行しました。 また、現在では院内機関誌『AIDS UPDATE』を広島大学病院の職員を対象として、エイズ医療対策室が編集し、不定期に発行しています。
また、エイズ関連の出版物として、平成12年度から厚生労働科学研究費により「抗HIV薬相互作用表」「おくすり情報」、および「エイズ関連用語集」などを作成し全国の拠点病院および保健所、NGO等に配布しています。


