HIV_AIDS関連文献

中四国エイズセンター:参考資料

医療者のためのガイドブック

HIV検査について

〜HIV感染のリスクを考えて検査を行う医療者のためのガイドブック〜

Ver.5

編集: 広島大学病院エイズ医療対策室
鍵浦文子、濱本京子、喜花伸子
広島文化学園大学 高田 昇

 エイズ発病で入院して、初めてHIV感染に気づく例が各地で増えています。“いきなりエイズ”と呼ばれています。HIVに感染していたのに、ご本人も、それまでかかった医療者も気づかなかったのです。

 新規来院者の病歴を聞いていると「あの時わけがわからない熱が出た」とか「伝染性単核球症と言われた」など、急性HIV感染を思わせる症状で医療機関を受診した人がいます。最近、増えているようです。HIV感染症を疑うべき状態があるのに見逃してしまったようです。

 HIV感染症の治療はここ10年間で格段に進歩しました。エイズ発病前に見つかれば発病しない状態を長く維持することができます。糖尿病やC型肝炎のような慢性疾患に似てきました。このため検査はより積極的に進められる時代になりました。他の人への感染も少なくさせることができるでしょう。

 昔に比べて多くの医療者が癌の告知に積極的になりました。同じようにHIV検査の勧めも知識と技術そして“慣れ”が必要です。このガイドブックは医療者がHIV検査を勧める時に役立て欲しいと願って作りました。陽性者が診断されたら遠慮なく専門家に繋いでください。

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