中四国エイズセンター:部内学習用資料
「飲み合わせチェック!」
抗HIV薬の相互作用 Ver.4
| 作成日: | 2008年5月 |
| 掲載者: | 中四国エイズセンター 高田 昇 |
よく効いて安全で飲みやすい薬が理想的な薬物療法です。薬の効き方を決める大切な因子は薬の濃度と作用時間です。薬の濃度を決めるのは薬の量と飲み方です。この上に複数の薬を同時に飲むことはよくあること。ここで薬同士が喧嘩したり、期待以上に仲良すぎたりすることがあるんですね。
AというとBという薬を一緒に飲んだら、AがBの濃度を上昇させるとか、AがBの濃度を下げるということがあり、「薬物相互作用」といいます。濃度が上がりすぎて"毒"になったら困りますし、濃度が下がりすぎて"効かない"とか"耐性ができる"のも困ります。このように、HIV感染症の治療に使う薬と薬、お互いの影響のしぐあいを集めたデータが「相互作用表」です。患者さんたちがデータを提供してくださったのです。
喜んで良いのですが、HIV感染症や併発疾患の治療薬は増えています。全ての薬の組み合わせが試されて発売されたわけではありません。これからも新しいデータが加わる可能性があります。実に地道ですが、安全で有効な薬物療法を達成するために必要な努力の積み重ねです。「この薬とこの薬は一緒に飲んでも大丈夫だったかな?」とわからなくなったとき、この冊子で"飲み合わせチェック"してください。
中四国エイズセンターの有志の薬剤師たちが、この相互作用表を作りました。今回新しく加わった薬 、発売予定の薬もあったので部分改訂しました。出典は、各薬品の添付文書の他に、
HIV InSite ( http://hivinsite.ucsf.edu/) 、
Toronto General Hospital (http://www.tthhivclinic.com/index.html)、
HIV Medication Guidehttp://www.hivmedicationguide.com/default.asp) 、
American Society of Health-System Pharmacists などです。
抗HIV薬を処方する医師、調剤や服薬援助をする薬剤師、支援者そして患者さんのお役に立てれば喜びです。
2008年2月1日
抗HIV薬(エクセル形式)
核酸系逆転写酵素阻害薬
非核酸系逆転写酵素阻害薬
プロテアーゼ阻害薬
インテグラーゼ阻害薬
CCR5受容体阻害薬
抗微生物薬(エクセル形式)
その他 (エクセル形式)
pdf版は、こちらです。 46.2MBあるのでご注意下さい。
